氷解

日々の思考を垂れ流すゴミ箱

”出社”について考える

こんばんは、ヒグラシです。

もう年の瀬ですね。

私事ですが今年の12月から働き初めまして、2022年は社会人になって初の年越しだったりします。なので、世の先輩社会人たちほど年末年始休みのありがたみを感じきれてはいませんが、それでも自分の中では貴重な休みだなと感じてます。

働きたくない、出社したくない、もっと休んでいたいというのは人類共通の願いです。

 

ところで、皆さんは「出社」という言葉について深く考えたことはありますか?ありませんね。どうでもいいですもんね。

私は、最近この言葉について考え始めてしまい、思考の沼に沈んでいます。

 

日本語とは難しいもので、会社に働きに行くことは「出勤」「出社」と言ったりしますが、会社から仕事を終えて帰ることは「退勤」と言います。

しかし、これらの現代日本語は我々が今まで学校で習ってきた対義語の感覚とは異質で根深い問題を抱えていることが分かります。

「出る」の対義語は「入る」、「退く」の対義語は「進む」です。

なら出勤の対義語は入勤じゃないとおかしいじゃないか。でも入勤なんて単語はないし、仮にあったとしても入勤と出勤なら入勤の方がなんだか仕事を始めるときっぽい。出社の対義語も入社じゃないとおかしい。入社という単語はあるが、これは会社に所属し始めることを言いますよね。「今日付けで入社しました、ヒグラシです!よろしくお願いします!」なんて具合です。

退勤の対義語は進勤なのか?いや進勤ってなんだよ。進んで勤務したいやつがいるわけないだろ。いやいるかもしれないけど。

仕事を辞めて所属していた会社を去ることは「退社」「退職」といいますが、退社は単に一日の仕事を終えて家に帰るときも使う気がします。また、退職の対義語として進職という言葉を使うこともありません。

 

ルールがなさすぎるだろ!!

ここは日本語の無法地帯なのか?謎は深まるばかりです。

日本語を学んでる外国人発狂しちゃうよ。

 

最近は技術の進歩とコロナの影響によりリモートワークが普及して、そもそも会社に行かなくても仕事をすることができるようになりましたよね。そうすると会社に行く行かないという概念も今後薄れていくのかもしれません。

 

結局私の中では、いまだ出社・入社問題(今適当に名付けた)の思考は整理できていませんが、最近の疑問ということで記事をしたためてみました。

 

それでは皆様、良いお年を。